翌日は次男を残し先に川越へ向かう。高校時代、初めて「エリーゼのために」を教えてくれた先輩、去年の本番前日に秋葉原のスタジオにも来てくれ、汐留での打ち上げにも参加してくれた恩師との再会が目的だ。そして彼女の父君が僕に「演劇」と言う「禁断の扉を開けてくれた大恩人にあたる。家族ぐるみの付き合いが、もうすでに、32年に及ぶ。先輩・お嬢さん・父君・そして僕の4人での昼食をとりながらの談笑。
遠く離れていても、変わらぬ「絆」に縁糸を感じた。
その後、所用で高田馬場へより、靖国神社へと向かった。大叔父二人が祀られている靖国神社。
終戦記念日が近づくとメディアでも第二次大戦の特番が数多くオンエアされている。多くの戦没者の犠牲の上に今日の日本の繁栄が築かれていると思うと、深く頭を垂れざるをえない。
心静かに哀悼の意を捧げた。
そして午後4時、品川駅で次男と合流。帰途につく。
来年こそは、再度楽器を携えて、上京だ。

